がごめ昆布

葉の全面に、まるでアイヌ文様のように凹凸を持っているがごめ昆布は、その籠の目のような姿から、「がごめ」と言われるようになったそうです。

がごめ昆布
がごめ昆布

_______________ねばねばの正体

がごめ昆布の強いねばねばの正体は、海藻由来の優れた食物繊維なんだそうです。
それは、フコイダン、アルギン酸、ラミナランと呼ばれる水溶性の多糖類で、中でもフコイダンの含有率は、真昆布の約2倍もあるそうです。フコイダンは、機能の低下した臓器や組織の修復効果があり、ラミナランとともに免疫力を高める効果を持つと言われ、がん予防としても注目されています。アルギン酸は、腸の中の余分なものを吸着して体の外へ出してくれる整腸作用があり、高コレステロールや高血圧の予防にも効果があるそうです。 もちろん、昆布の持つミネラルやカリウム、鉄分なども豊富に含まれており、特にヨウ素は、脂質や糖質の代謝を促す働きがあり、体脂肪の蓄積を防ぐことからダイエットやメタボ対策としても効果的です。また、肌や髪などの美しさを保つアンチエイジング効果もあると言います。最近では、こうしたがごめの栄養成分が着目され、健康補助食品や化粧品の原材料として活用分野を拡げています。

がごめ昆布
がごめ昆布

(取材・文/山本直美)

がごめ昆布